血圧と同じく、血糖値も日々変動しているのが普通です。
食事の前後で大きく変動するのは当然として、体調不良やストレスによっても変動しますし、計測器具によっても多少の誤差が生じます。
その中でも、血糖値が変動する一番の理由は、やはり食事だと言われています。
通常の人の場合の血糖値は、食後1時間後にピークに達し、3時間後にはほぼ正常値に戻ります。
上昇の仕方は、急激な人と緩やかな人がおり、たとえ同じ数値まで上昇すると想定しても、緩やかなほうが糖尿病を予防するうえで大切なのです。
血糖値の急激な変動を避ける食事は、野菜を充分に摂取し、腹八分目を心がけることです。
また、食事の食べ方に関しては、良く噛んで時間をかけて食べることが大切です。
血糖値の変動を緩やかにする食品は、特定保健用食品がベターでしょう。
この食品は、厚生労働省の認可を受けており、通常の健康食品やサプリメントと比べても信頼性の高い食品なのです。
血糖値の変動を緩やかにすることで、インシュリン分泌も緩やかになるため、膵臓に対しても負荷を与えないのです。
現在において有名な食品としては、「健茶王」「グルコケア」「うるウォーター」などがあります。
これら商品には、機能性成分である難消化性デキストリン(食物繊維の一種)が含まれており、急激な血糖値の変動を緩やかにするのに役立つ食品です。
血糖値の変動に異常をきたす病気には、低血糖症があります。
低血糖症とは、疲労感やイライラ、集中力の低下、気分の落ち込みなどの症状を伴う病気です。
これら特有症状は、ときに精神疾患と間違われることがあり、最悪のケースでは死に至ることもあります。
低血糖症には、血糖値の変動曲線(グラフ)が急激な山形を描くという特徴があります。
血糖値が急激に上昇し、それを抑えるホルモン(インシュリン)の過剰分泌により、今度は急激に下降してしまうのです。
低血糖状態が継続すると、体内の血糖コントロール機能の悪化に繋がりますので、精神疾患特有の症状が表れたら、低血糖を疑ってみる必要もあるでしょう。