血糖の基礎知識

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血糖って何の数値?

血糖値とは、血液の中に含まれるブドウ糖の濃度のことを呼んでいます。血液の中のブドウ糖のことを血糖と呼びますので、血糖値とはその数値のことを指すわけです。血糖値が高いと血液がドロドロになってしまいますし、逆に糖分が不足しているとエネルギー不足、脳に必要なエネルギーが行き渡りません。

この血糖値が基準よりも高ければ、高血糖ということで医師の方から何らかの対策をとるよう生活指導を受けることになるでしょう。血糖値をコントロールして、高血糖の状態に陥らないように生活習慣やサプリメントを通して対策をしていく必要があります。最近はトクホ認定を受けるサプリメントも多く、血糖に気を配っている方が多いことがうかがえます。

具体的には、この血糖が濃くなってしまうと血液がドロドロになり、血管に傷がつきやすくなり様々な合併症を引き起こす原因となります。高血圧などと高血糖が結びつくと、ガンや心筋梗塞など重大な病気につながることも考えられます。

血糖の通常値を知ろう

血糖値は24時間常に一定ではありません。健康診断で測定するのは空腹時血糖値ですが、食後の血糖値やHbA1Cなどの数値も知っておくとより正確な血糖の状態がわかります。ここでは、日本糖尿病学会が発表している正常値を見ていきましょう。

  • 空腹時血糖値(9時間以上絶食した後に計測される血糖値) 優…80~110mg/DL、良…110~130mg/DL、可…130~160mg/DL、それ以上は不可
  • 75gOGTT2時間値(ブドウ糖75gを摂取して計測される血糖値) 優…80~140mg/DL、良…140~180mg/DL、可…180~220mg/DL、それ以上は不可
  • HbA1C(ヘモグロビンとブドウ糖が傑党したタンパク質であり、過去30~60日ほどの平均血糖値の目安となる) 優…6.2%未満、良…6.2~6.9%、可…6.9%~7.4%、それ以上は不可
  • 随時血糖値(食事条件と関係なく計測した血糖値) 日本糖尿病学会の分類はありませんが、200mg/DL以上は糖尿病の可能性があると言われています。

あなたの血糖は大丈夫?チェックシートで確認!

血糖値が高くなりやすい方の特徴をまとめました。

  • 過食、偏食になりがち(特に炭水化物や甘い物、お酒が好きな方は血糖値が上がりやすい。外食やお酒の席も要注意)
  • 食事の時間が不規則(血糖の調節機能が乱れやすく、代謝が悪くなりがち)
  • おなかいっぱいになるまで食事をする(脂肪も蓄積しやすく、余分な糖分が体内に吸収されてしまう)

これら食事については、生活の中で一番改善しやすい分野なので是非習慣改善に取り組みましょう。

このほか注意すべき項目としては、

  • おなかに脂肪がついてきた(肥満は血糖値を下げるインスリンの働きを悪くする)
  • 手足がしびれる(糖尿病の初期症状でよく見られるため、要注意)
  • 運動不足(筋肉量が落ち、基礎代謝も落ちるため血糖値が高くなりやすい)
  • ストレスが多い(緊張状態が続くことでインスリンの分泌が悪くなる)
  • 両親など、家族に糖尿病の方がいる(血糖値が上がりやすい体質は遺伝するので、糖尿家系は要注意)

どうでしたか?1つでも当てはまりやすい方は血糖値管理、要注意です。

急増中!?「隠れ高血糖」とは?

健康診断で測定するのは、飲食をある程度しないでから測る「空腹時血糖値」であり、この数値が正常であっても食事後に血糖値が急激に上がる「隠れ高血糖」という場合があります。日本人はこのタイプの高血糖が多く、40代ともなると5人に1人がこの隠れ高血糖とも言われています。30代、40代に差しかかってきたら少し考えたい健康問題ですね。

この隠れ高血糖は糖尿病の前段階であり、糖尿病とは直接診断されていなくても要注意の段階です。最近はこの隠れ高血糖をチェック可能な検査キッドもあります。このキッドは少量の血液や尿などで自宅にいながら血糖値を図ることができるものであり、薬局などで簡単に手に入れることができますよ。

この隠れ高血糖対策としては、やはり血糖値を上げないようにゆっくり食事を食べること、糖の上昇を抑制させるために野菜などから食べ始めていくことなどがあります。高血糖対策に役立つ栄養素をサプリメントなどで補給していくことも有効ですね。

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